女性ホルモンが減ると体はどうなるの??気になる更年期障害の症状!!
「美容ホルモン」といわれるだけに留まらず、体の健康にも多岐にわたる活躍をしてくれる女性ホルモンですが・・・
年齢や何らかの原因で、分泌がされなくなったら、体はどうなってしまうのでしょうか・・・
個人的には、女性ホルモンがどれだけ体に素晴らしい影響を与えているかに注目をしていましたが
今回は「女性ホルモンが減ると体はどうなるの??気になる更年期障害の症状!!」についてお話します。
女性ホルモンが減ったらどうなる??
女性ホルモンの分泌量は、生涯のうちティースプーン1杯分。
たったこれだけの量が一生涯分の女性ホルモンの分泌量なのです。
健康や美容に大きく作用する女性ホルモンが、こんなに少ないなんて、本当に驚きです。
そんな少しとも思える女性ホルモンの体に対する影響は多大なるものですが、もし分泌が減ってしまったら、どんな症状がおこるのか、まとめてみました。
○女性ホルモンが減ることによっておこる症状
コラーゲンや、保水力が減ることによる肌の弾力や潤いの低下、たるみ、シワ。
血管の弾力が失われることによる脂質代謝の低下、動脈硬化のリスク。
アセチルコリンなどの神経伝達物質が減ることによる認知機能の低下。
代謝が落ちることにことによる内臓脂肪の増加。
骨がもろくなることによる、骨粗鬆症。
その他、イライラ、めまい、ほてり、のぼせ、頭痛、動悸、息切れ、多汗、不眠、情緒不安定、食欲不振、といった自立神経失調症状。
肩こり、腰痛、関節痛、しびれ、残尿感、頻尿など。
とても多くの症状がありますね。
これらの症状の多さからも、分泌していた時は、多くの機能に関わるスーパーホルモンだったということがよくわかります。
一生涯でティースプーンたった1杯分の分泌量なのに、人の体って微妙なバランスで健康が保たれているんですね。
でも、一度分泌しなくなったら、これらの症状は一生続くのでしょうか。
更年期障害の治療法は??いつまで続く??
女性ホルモンが減ることによっておきるのが、更年期障害です。
20代から30代の更年期障害については、一時的に卵巣機能が低下した卵巣機能不全が考えられます。
更年期障害による、ほてり、のぼせ、発汗、めまい、動悸、しびれ、肩こりなどの自立神経系の症状の場合の治療法については、自立神経調整薬、ホルモン補充療法、漢方薬などが用いられます。
更年期障害に伴った、不眠、うつ状態には、抗不安薬、こう打つ剤、カウンセリングなどで治療をしていきます。
骨粗鬆症、骨折などには、骨粗鬆症治療薬が用いられます。
このように、症状に合わせた治療を根気よくおこなっていくことで、症状が軽くなります。
また、更年期障害は、個人差もありますが、一般的には大体40歳から60歳までの間におこります。
更年期障害の期間は、短い人で2年、長い人だと10年以上続くという人もいます。
しかし、一般的には40代の始めがもっとも症状が重く、年齢があがるほど、症状は軽くなっていきます。
年齢別に見られる症状
更年期障害が見られる40代から60代の年齢別に見られる症状を見ていきましょう。
●40~45歳によく見られる症状
頭痛、めまい、吐き気、疲れやすい、くよくよしたり憂鬱になる、怒りやすくイライラする、腰や手足が冷えやすい。
●46~50歳によく見られる症状
腰や手足が冷えやすい、息切れ、動悸、くよくよしたり憂鬱になる、頭痛、吐き気、めまい、疲れやすい、肩こり、腰痛、手足の痛み。
●51~55歳によく見られる症状
肩こり、腰痛、手足の痛み、顔のほてり、寝付きが悪い。
●56~60歳によく見られる症状
息切れ、動悸、顔のほてり、腰や手足が冷えやすい、くよくよしたり憂鬱になる。
●61~65歳によく見られる症状
寝付きが悪い、息切れ、動悸。
また、80代で顔のほてりがよく見られることがあります。
上手な過ごし方
更年期障害は、一生は続きません。
そのため、「いつかは終わるもの」と理解して、ストレスを溜めないように過ごすことが大事なポイントです。
同じ症状でも、性格が生真面目な人や、ストレスを抱えてる人は、更年期障害が重症化しやすいといわれています。
更年期障害が重症化してしまうと、高血圧や、うつ、骨粗鬆症などの重篤な病気になることもあるので、注意が必要です。
普段の生活の中に、リラックスする時間をつくり、体を動かしたり、趣味を持ったり、おいしいものを食べたり、十分な睡眠をとったりと工夫しながら、ストレスを溜めないように心がけましょう!
以上が私の「女性ホルモンが減ると体はどうなるの??気になる更年期障害の症状!!」についてお話しです。
更年期障害はいつかは終わります!
さあ!今日から明るく過ごしましょう!
makoline.hatenablog.com
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